#07 間取りの自由度について

今回は実際のプロジェクトをご紹介したいと思います。これまでのコラムでは、こうだったらいいなという内容を紹介したり、皆さんのご意見を伺ったりしてきましたが、そうしたみなさんの声が反映されたマンションについてのご紹介です。

 

これまでのマンションは、上下階の水廻りが同じ位置でなければならなかったため、間取りの自由度が少ないものでした。このマンションは床下に十分な配管スペースが確保されていて、水廻りの位置まで自由に変えられるようになりました。通常は、気に入った住戸が、気に入った間取りでないことがよくあります。これまでのマンション購入は、場所と間取りのどちらかを優先させなければならなかったのです。しかしこのマンションは、自分の欲しい場所を価格と比較して選ぶことで、あとはあらかじめ用意されている豊富なメニュープランから、好きな間取りを選ぶ事ができます。また用意されている間取りも、今までのような一般的な間取りにこだわる事なく、思い切ったプランを現実のものとすることが可能なので、大胆な間取りも用意する事ができました。こうした仕組みを私たちは「スマート スタイル セレクト」と名付けました。

 

以下にメニュープランの一例を挙げてみます。

 

間取り図

 

この間取りでは、お風呂を南側のテラスに近いところに配置しています。海が目の前にあるこのマンションでは、窓を開け放し、海の音を聞きながらお湯につかって過ごしたり、お風呂上がりにバルコニーでビールを飲んだりと、今までの商品開発の考え方ではできなかったことを実現させています。また玄関から入ると、部屋に続く土間が用意されていて、ここにはサーフボードや自転車を置いたりと、自分の好きな趣味の空間が広がります。自分の一番好きなことを中心に暮らしを考えてみる。そんなことがこのマンションでは実現できるのです。

 

また平面図では説明しにくいのですが、通常の建物には壁の上に梁といった構造体が出てきます。部屋の広さはこの梁によって圧迫感が生まれます。しかしこの建物は、床下にスペースを確保する事で、梁もこの中に納めていますので、部屋の中からは梁のかたちが見えずに、空間はすっきりと見えますし、窓も床から天井までいっぱいにあける事ができるのです。

 

これ以外にも、管理面でも今までこのコラムで取り上げてきたことをいくつか実現させています。玄関前にはアルコーブがあり、そこには子ども用自転車やベビーカーなども置けたりします。アルコーブの天井についているフックには生活用品を掛けたりすることもできます。また、共用部分の中庭では飲食ができたり、屋上テラスを開放するなど、住人同士、友人などを交えての居心地のいい共用空間を考えてみました。中庭で、前回のコラムで紹介した住人祭など、住人同士のイベントもできそうです。

 

いかがでしょうか。自分の理想の暮らしを手に入れる、当たり前のように思える事ですが、今までのマンションではできなかった事なのです。
これからの商品開発は、このようにみなさんの声をもっと取り入れてつくってみようと思います。みなさんのご意見をお待ちしています。

 

 


今回実現したもの

玄関前のアルコーブ

玄関前のアルコーブ(イメージ)

 

食事もできる共有の広場

食事もできる共有の広場(イメージ)

 

屋上の利用

屋上の利用(イメージ)

 

    水廻りが自由に選べる仕組み
水廻りが自由に選べる仕組み(イメージ)
 

今回ご紹介したプロジェクトはこちら → ザ・パークハウス茅ヶ崎東海岸南


皆さまからのコメント

現在、海外在住で、将来、日本に帰国してマンションでの住まいを考えている者です。そのため、日本のマンションには興味があり、色々と調べています。日本人に欧米の考え方を押し付けるつもりは全くないのですが、日本のマンションを見ていていつも思うのはかなり部屋数の多いところでも、「なぜ、トイレが一つだけなんだろう?」ということなのです。いろいろ探してようやくトイレが2つある間取りを見つけると、それらの物件は必ず1億円以上する物件です。
毎日の生活の中で、家族の一人が高齢だったり病気だったりして必要以上に排泄に時間がかかったり、そういう家族を抱えた状態で来客があったりした場合の2つ目のトイレは本当に必要だと思います。日本は、トイレとお風呂場が分かれています。それは素晴らしいことで、これからも変える必要は無いのですが、そこに、ただトイレを一つ足すのではなく、各戸に必ず、「ユニットバス」を追加する選択肢があったなら、どんなにか素晴らしいかと思うのです。繰り返しになりますが、決して日本人に欧米の考え方を押し付けるわけではありませんが、こちらでは、各部屋に「バストイレ」が付いているのが普通です。日本は、間取りそのものに余裕がありませんので、各部屋ごとは無理だとしても、せめて高級感を出すために大きくとってあるリビングのスぺ―スを少し小さくしてでも、ユニットバスはつけた方が良いと思います。本当は、ユニットバスではなくて、ホテル形式のバストイレが理想的ではあります。しかし、ホテル形式のバストイレが付いている日本のマンションを見た事がないので、せめてユニットバス、と申し上げました。日本の一流ホテルは世界基準に準じて、バストイレが常識なのに、各家庭にそれがない、という違和感が違和感として実感できていないのが日本だと思います。
海外在住体験のある日本人の割合は決して多くはないので少数派の意見にしか過ぎないと思いますが、日本に帰省して帰ってきた方々とお話をすると必ず耳にするのがお風呂とトイレの問題です。ご厚意で家に泊めて貰ったのは良いが、トイレとお風呂が一つなので、気を使って散々な思いをした、次回からはホテルに泊まることに決めたという感想がほとんどです。別に、日本の皆さんは、海外からのお客様のためにマンションを買うのではありません。なので、こんな小さな意見は 無視されて当然ですけれど、これからの時代、家族であっても世代ぁライフタイルの違いから、シャワーバスが良い場合と、お風呂が良い場合と、使い分けながら生活していけたら絶対に楽しいし、幸せ感も増すと思うのです。日本のマンションの間取りにバストイレが追加される日はきっと遠い遠い先のことでしょうけれど、海外から、希望と期待を持って見守りたいと思っています。(海外・女性・40代)

事務局より

はじめまして。スマイラボ編集部です。確かに、トイレは1つと決められているわけではないのに、1つが標準的ですね。トイレが2つあるのは高額物件、というイメージがあります。間取りの中の水廻りの場所だけでなく、ユニットバスではなくバストイレ、またはシャワーバスがいいなど、ライフスタイルに応じて選べることができたら素敵ですね。

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