M07 自分の暮らしの色を決める 〜色の組み合わせとコントラスト

色によって室内の雰囲気は随分と変わるものです。でもその色を選ぶのはとても難しいことです。今回は暮らしの色をどう決めていくのかについて考えてみたいと思います。

 

塗装もクロスもその数は数千を超える数があります。同じような色でもそこには微妙な差があって、その違いは並べてみないとわかりにくいものです。たとえば白といっても赤みがかったものや、黄色や、青みがあるもの、並べて比べて見た時にやっとその違いがわかる程度です。ですので、小さな差異にこだわるより大きな色の組み合わせや方針を決める事が大事です。それと室内の床や壁、天井などの色は主役でなく脇役であると言った事も頭にいれておきたいことです。主役は家具やあとから置く小物、食卓にでる料理やお皿なのでしょう。

 

色の組み合わせを考えるときの一般的な考え方をまとめてみます。まず床の色を決めます。床の色が全体の色調を決める一番の基本になるからです。その上で組み合わせを次のような3つの視点で考えると整理しやすいです。

 

(1)色のコントラストをつくらない。(これはもっとも多くの人に好まれています。間違いの少ない方法です。)

(2)コントラストを少しだけつける(あとから置く家具など多少の色や素材の違いがあっても調和しやすいでしょう。)

(3)強いコントラストをつくる。(モデルルームではこの方法をとっているものをよく見ます。デザイン性の高い空間になりますが、家具などを選ぶときには難易度が高くなるかもしれません。)

 

こうした3つの考え方を基本にベースの色と好みの素材を組み合わせていくのです。

 

フローリングイメージ

 

そしてもうひとつ覚えておくと便利な例もご紹介しましょう。建築家がよくする方法ですが、全部を白くするという方法です。白は色ではありません。ある意味白で覆い尽くす事は、その背景を消していく事です。家の中には様々なものが入り込みます。そうしたことを想定して背景を消してしまうのです。そうすればあとから置く物を考える時も、また強い色が入っても色同士が喧嘩をすることはなくなります。床も壁も天井も、そして建具もキッチンもみんな白という考えも迷いのない、明解な選択肢のひとつとして頭のすみにおいておくといいでしょう。

 

いかがでしょうか。自分の暮らしの色をきめていくこと。
色についての考えをまとめておくと、家具を購入する時なども迷いがなくなって便利です。色は毎日の暮らしの背景です。是非一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

みなさんのご意見をお待ちしています。


皆さまからのコメント

いつも大変興味深く拝見させていただいております。
「色の選択にはこだわりたい」と思うのですが、とても難しくて結局は「まあ、これでいいか」というあきらめにも似た色の取り合わせになってしまいます。さら に、家具などの色まで考えるとなると途方に暮れそうです。ですので、マンション内覧会などで、ある程度のバリエーションで色の組み合わせをあらかじめ作っていただいて提案していただくのはとても助かります。さらに欲を言えば、その部屋に合う「家具の色」や「照明器具の光源色」なども知りたいところです。
「すべてを白くする」という方法は、目からうろこでした!(埼玉県・男性・40代)

 

 

商品開発担当より
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
暮らしの色=自分のこのみだけでまとめる、でいかないところが奥が深く難しいところですよね。色のチョイスは好みによりますが、「すべてを白くする」など、考え方のご提案をすることで選択の幅の広がりにつながればと考えます。また、家具の色や照明の光源色のご提案まで含めたサービスを目指していきたいと思います。
貴重なご意見ありがとうございました。

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