#52 街を住みやすくするために 〜タウンアーキテクトとタウンマネージャーを考える〜

前回は街の空き家をどう活用するかについて書きました。しかし、そうした活用もだれかが街の全体を見て、どこにどんな空き家や空き地があるのか把握する必要がありますし、その活用方法についての全体計画を作る必要もあるでしょう。そして住人の合意をどのようにとっていくのかなど、多くの人との意見調整が必要です。行政が行うのが良いようにも思いますが、それだけでは、街に対しての細やかな気配りを備えた新しい計画がつくれるかは疑問です。専門家の知見や経験も必要になります。大学の研究者や学生なども入るといいかもしれません。また空き家を安く学生に貸して、一時的に街の活性化に協力してもらうというようなこともあるかもしれません。

 

こうした街の計画を、どう実現するのか。街ごとにタウンアーキテクトという人がいるのはどうでしょうか。それも、5,000人ぐらいのそれほど大きくない単位で考えていくのはどうでしょう。5,000人というと小学校一単位ぐらいの大きさです。子供も少なくなる時代ですが、小学校が高齢者の施設と併設されたりする可能性もあり、地域のまとまりとしては把握しやすい大きさです。

このタウンアーキテクトと一緒にコミュニティー活動や、地域の困った事などを支援したりするタウンマネージャーも必要な気がします。こうしたタウンマネージャーには、もしかすると地元の志ある不動産屋などが適任かもしれません。

 

街の活性化は、今後日本の社会で大きな課題となるでしょう。縮小していく日本の社会ですべての街が活性化するわけではありません。生き残っていく街も沈んでいく街もあるでしょう。自分たちの街が住み良い、そして人の集まる街になっていくかは、その街の住人にとって大切な問題なのです。

 

こうしたタウンアーキテクトやタウンマネージャーを広く募集して人材を確保していく事や、そうした人たちの知見を集積していく仕組みが必要です。我々デベロッパーもそうした活動に積極的に参加していくべきだと考えます。街そのものの活力や街の魅力をつくっていくことで、開発するプロジェクトの価値がもっと上がっていくようにも思うのです。そしてマンションももっと街と連携して地域の活性化へとつながる計画にしていくことが必要なはずです。

 

タウンアーキテクト、タウンマネージャーという役割について、みなさんはどう思いますか。自分たちの街をもっと住みやすくするための活動、みなさんのご意見をお寄せください。


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