#70 2地点居住 〜田舎の物置とコンパクトな都市の暮らし

最近町の中にトランクルームというのをよく見かけます。こんな話を聞いたので少し紹介しようと思います。
都内に住むある方の話です。借りようと思ったトランクルームは2坪、月に5万円、お母様が施設に入り、家の荷物を整理したのですが、もう使うこともないと思いながらも捨てるには忍びなく、どこかで保管しようかと考えたそうです。一軒の家に納まっていた物は相当な量、でもかつてみかけた母の面影があるというのです。トランクルームに入れてしまえばもう見る事も出す事もなくなるかもしれません。実際、トランクルームを借りている人で一度もその後出す事のない人も多くいるという話も聞いた事があります。

 

この方は、5万円という金額は決して払えない額ではないのですが、物を閉じ込めてしまう事に躊躇したのだそうです。その時にたまたま見た千葉房総の素敵な賃貸物件は、海が見え、東京から1時間という好立地で、家賃は8万円。そこなら母の荷物をおいて、しかも広げていつでも使える状態にしておけます。週末には自分が過ごす事もできるのです。まさに一石二鳥です。その海の家は「お母様の記念館」のよう、いつ戻ってきてもいいように整えておくことができたのです。

 

今、日本の田舎を見てみると、どんどん空き家が増えています。人口が縮少する日本では、特に地方の田舎は人が減って家が空いていきます。しかし一方で都市には相変わらず人は増え続けるでしょう。そして都心の便利な場所に住むならば家の大きさはさらに小さくなるかも知れません。ならば思い切って都市では小さな家に住み、田舎に大きな家を住むというのはどうでしょう。洋服の衣替えもその季節には必要のない物は田舎の家に置いておきます。だれもが生きてきた証のようなものを持っているはずです。断捨離も必要なことですが、どこかで物に囲まれていたいという気持ちもあるのが人間です。いかがでしょう、2つの場所に住むという2地点居住の考え方に、もうひとつ物のストック場所という考えも加えてみるのです。

 

みなさんのご意見をお寄せください。


皆さまからのコメント

素敵ですね!郊外にある実家は自分で設計して、父が残してくれたお金で建てた家。家も環境も気に入っていたけれど、実際に自分は5年しか住まずに独立しました。近い将来空き家になったらどうしようかと思っていましたが、そんな活用方法もあるのかと、なんだかホッとしました。(大阪府・女性・40代)  

事務局より 住まなくなってしまったけれど、大切な家。売ったり処分してしまうのではなく活用する方法をもっと模索していきたいですね。
田舎の家に退職後に住みたいと思えるならいいと思います。老後も便利な都会に住みたいのであれば、後の管理に困りそうです。行き来も億劫になりますし…(大阪府・女性・40代)  

事務局より コメントありがとうございます。管理や売買などの手続きがネックになっている方も多いかもしれませんね。管理も手間がかからず、手放すときも面倒にならない方法や仕組みがあるとすれば、どうでしょうか。
可能であれば2戸以上の家を持ちたいですね。自分の家で朝起きるというのは旅行に行くのとは違う全く違う「感覚」になります。自分の家から周辺のエリアを散策するのは絶品です。(埼玉県・男性・50代)  

事務局より コメントありがとうございます。寝起きする場所が違うと、生活スタイルにも変化が生まれますね。ランニングを始めたり、料理に凝ってみたり、興味があることを始めるいいきっかけになりそうです。

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