#75 空き家を積極的に利用する

みなさんの中には空き家を持っている人はいるでしょうか。または知り合いの人や近くの家でも空き家はあるかもしれません。空き家になった理由は様々でしょう。相続問題が解決していない、今の自分の住んでいる場所から遠い場所で使えない、またはいつかは使いたいと思っている等の理由でそのままになっている人もいるかもしれません。家は使わなくなると一気に傷んでしまいます。
日本の現在の空き家率の平均は13.5%(2013年時点)です。データからすると7.4軒にひとつの割合で社会問題になっているようです。みなさんのまわりにも、きっと身近に空き家があるにちがいありません。

 

さてこうした空き家ですが、利用の方法はなかなか難しいものです。そのまま貸すには、よほど良い場所であれば借り手もいますが、多くの場合はニーズの少ない場所か、良い場所でも何かしらの理由で有効活用できないというのが実情でしょう。リノベーションをして貸したいと考えてもニーズがあるか分からない建物に費用をかけるのはリスクもあります。

 

そこで、次のような方法を考えてみてはどうでしょうか。借り手に自由にリノベーションしてもらってかまわないという方法です。ちょっと不便な場所でも、自由に改築してもよいとなれば借り手は現れるかもしれませんし、リノベーションの費用も借り手が負担する仕組みです。退去時は原状復旧なしというのも重要な考え方です。たとえ不便な場所でも週末に、庭付きの戸建てに住んでみたい人はいるかもしれません。世帯人数が多かった時代の家は今の暮らしには不向きな間取りも多いでしょう。それらを借り手が自由に改築してもよいのです。こういう賃貸物件が増えていくと、平日は都心でよりコンパクトな家に住み、週末は郊外で大きな家に住むというような暮らし方が実現できるかもしれません。少し狭くても手ごろな金額で都市の便利なところで暮らし、週末は都心から離れた大きな家で過ごすのです。
その地域で週末だけ別の仕事をするというのもあるでしょうし、趣味の陶芸をするとか、菜園をつくって野菜作りを楽しむというのもありますし、ほかにも大事にしてきたコレクションを展示してギャラリーにしたり。個人と社会の新たな接点が今話題の地域再生に役立つかもしれません。
一時期マルチハビテーションという言葉が生まれたことがあり、それは仕事をするのは都市でなくてもいいという意味合いがありましたが、やはり通常は職場に出向かずに仕事をするのは不都合が多いようです。仕事は都心で集中して、もうひとつの別の仕事や趣味のやりたいことを別の場所で行うというのが現実的な気もします。人口が減り住宅のストックが増える時代に、それらを活用して2地点居住を実現させるのです。最近では面白い不動産屋も現れてこうした特殊な物件を斡旋したりもしています。
交通網の発達した日本です。家から2時間以内ぐらいの距離でこうした住まい方が実現するというのは悪くなさそうです。
増える一方の空き家ですが、空き家問題を悲観的にとらえず、社会の大切な資産、家をもっと積極的に利用して、今の暮らしをもっと楽しむように考えてみることはできないでしょうか。みなさんのご意見をお寄せください。


皆さまからのコメント

セカンドハウスや、終の棲家として体が動けなくなるまで、空き家に住みたいという方は多いと思います。(静岡県・男性・60代)  

事務局より コメントありがとうございます。日本における空き家の利用についてはこれから様々な活用法が出てくるのではないでしょうか。住んでみたいという方が増えると、貸したり売ったりも活発になり、新たな暮らしを実現できる可能性が増えますね。
実家の将来が心配です。両親が亡くなった時思い出の品や思い出の木々はどうするのか。処分したくはないし、そのまま置いておくこともどうか、、。大きな悩みです。(愛知県・男性・40代)  

事務局より コメントありがとうございます。家を所有している理由の一つに「使う」よりも思い出として「保存」したいというニーズがありそうですね。どう管理していくのがベストなのか。スマイラボでも考えていきたいと思います。

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