#102 集合住宅再考 vol.7~ スケルトン&インフィルをもっと

スケルトン&インフィルという概念が広がったのは1980年代。それまで建築に付随していた住宅設備や壁や窓などを建築と分離して考え、あとから変更可能にしていくことで暮らしの変化に対応させていこうという考え方です。そのために建具やキッチンなどは動かせるものとして考えるような商品開発へのチャレンジも進みました。しかし実際にはコストが高くなったり、そもそもある程度の広さがある家では間取りを変更しないでも暮らしの変化に対応することは可能です。そのためにスケルトン&インフィルの商品開発はあまり進まなかったのです。しかしここで書いてきたような小さな家にすることで、状況は少し変わってきそうです。余分なスペースはない分、暮らし方が変わると新しい暮らし方に対応した間取りの変更や機器の入れ替えが必要になるでしょう。そうなると、簡単に空間の仕切りを変えられたり、住宅設備の位置なども変更できたりすると便利です。スケルトンの寸法を統一することができれば、中に入れる設備類などもたくさんの種類を作らなくても対応できるようになるでしょうし、パーツとして付け足しができたり、あとからカットできるようなリメイクが簡単な素材開発や、配管や電気の配線などのインフラの施工も簡単な差し込み式のような方法が開発されていくでしょう。

 

また最近ではインターネットで自由に住宅設備や建材が買えるようになってきました。サッシや床材といった建材はもちろんですが、キッチンやトイレ、水栓やシンクなどの住宅設備も買えます。日本の製品だけでなく世界中から欲しいものを手に入れられることができるようになってきています。施工をどうするのかは課題ですが、施主が自分で購入して工務店や大工さんに取り付けてもらい施工費用を払うという方法はできるでしょう。さらに増えつつあるのはDIYです。素人でも簡単に施工ができる仕組みや接続が簡単なアタッチメントも増えてきています。排水や電気もジャック式で差し込むだけで接続できるような製品になるかもしれません。そうなると、難しいところだけ頼んであとは自分でするということももっと増えそうです。自分でつくることでより家に愛着が持てるようになることにもつながりますし、メンテナンスも自分でできるようになることで、メンテナンスコストを抑えてかつ長く丁寧に使うことにも繋がりそうです。

 

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